樋口理事長から目録を授与いただきました

シャプラニールでは、生活協同組合パルシステム埼玉の組合員の皆様から、活動へのご支援として平和募金を2003年度から継続してご寄付いただいています。2022年度の贈呈式が12月1日に行われ、職員の髙階が出席しました。

パルシステム埼玉の平和募金は、毎年7月~8月にカタログと共に組合員のみなさんにお知らせが届き、1口300円または1,000円から支援先団体を選んでご寄付をいただくというものです。2022年度の支援先団体はシャプラニール、APLA、パレスチナ子どものキャンペーン、シャンティ国際ボランティア会、IV-JAPANの計5団体で、募金総額は2,408,629円。シャプラニールはこのうち504,339円をご寄付いただきました。

組合員・支援先団体のみなさんと

いただいた平和募金は「子どもの夢基金」として、児童労働削減や初等教育支援など、バングラデシュ・ネパールで子どもたちを支える活動に大切に活用させていただきます。

当日は各団体から活動報告が行われ、シャプラニールからはバングラデシュで家事使用人として働く少女たちの支援活動の現状をお伝えしました。COVID-19の影響がニュースで取り上げられることは減ってきたものの、バングラデシュでは親の失業や、長引いた学校閉鎖の影響により、働く少女たちの増加が危惧されています。今後も活動を続けていくことの重要性について、参加された組合員のみなさんも真剣に耳を傾けてくださいました。

活動報告のようす

パルシステム埼玉のみなさんには、組合員活動の一環としてバングラデシュの刺繍ワークショップを実施するなど、平和募金以外にも様々な形でご協力をいただいています。これからも組合員のみなさんと一緒に活動を続けていきたいと思います。

国内活動グループ
髙階悠輔