明治おいしい牛乳やチョコレートでおなじみの明治※の本社で2023年10月4日~6日に「身近なところからサステナブルを」社内の方々に感じてもらおうというサステナDAYS2023が開催され、シャプラニールも出展させていただきました。
クラフトリンク商品販売コーナーには、お昼休みを中心に多くの方がいらっしゃって、ご家族にマスコットやご自分用にポーチなどを購入いただきました。初日は「どんなものがあるのだろう」と様子見の社員の方が多かった印象ですが、ネパールのハニープロセス珈琲を初日に購入して飲まれた方に「おいしかったよ」と聞いた同僚の方が2日目以降に買いに来ていただくなど、徐々に多くの方にお越しいただきました。
明治のチョコレートにもアグロフォレストリー農法で育てられたカカオが使われている商品があるからでしょうか、ネパールのハニープロセス珈琲についての「標高900mほどの斜面でアグロフォレストリー農法で栽培された・・・」という説明に対して、すぐに理解されていたのが印象的でした。そのように本業でもサステナビリティが身近な企業ですが、社員の方がフェアトレード商品にしっかり触れる機会は普段あまりないようで、生産者のストーリーに丁寧に耳を傾け、手に取った商品の手作りのぬくもりを感じながら、お買い物をされていました。
また、お昼休みに合わせて、サリーの着付け体験やチャイの試飲の時間を設けて、現地の文化にも触れていただきました。「明治おいしい牛乳」と「香るチャイマサラ」で作ったチャイはコクがあり、お世辞抜きで美味しく、社員のみなさんにも好評でした。
また、ステナイ生活の中古の本・DVD、はがき・切手の収集の呼びかけも行い、わざわざご自宅から持ってきてくださる方も多かったです。また、会場はもちろん全国の工場や関連会社などでも取り組んでいただくことができました。 フェアトレードの認知度は上がり、食料品を中心にフェアトレードの消費は広がっています。しかし、まだまだ購入というアクションはしたことがない方が多い中で、イベントではその商品を作っているお母さんや青年たちのストーリーを直接伝えることができ、フェアトレードをより具体的に、身近に感じてもらえるようになると再確認しました。
※明治ホールディングス株式会社
市民アクション推進グループ・チーフ
勝井裕美