ビジネススーツの方がさっそうと歩く街、大手町。12月6日(水)に三井住友銀行東館のロビーで開催させていただいたフェアトレード商品販売会には、三井住友銀行の行員の方々だけでなく、時折近くを通りかかった方も寄って行ってくださいました。
今回、ネパールのコーヒーとともに人気だったのが、ベンガルカレースパイスやチャイマサラでした。「バングラデシュのカレーってどんな味ですか?」、「日本のカレーのようにドロッとはしていなくて、さらっとしていてスパイスの香りが楽しめますよ」といったやり取りをしながら、バングラデシュの文化をお伝えすることができました。
チャイマサラはご自身で紅茶の茶葉と牛乳をご用意いただかないといけないのですが、作り方をお伝えすると、「温まりそう、作ってみます!」という方が多かったです。他にもフェルトのバッグや手編みのニットバッグも好評でした。だんだんと寒さが身に染みてきた時期だったからでしょうか。
また、私が勝手に土地柄を感じたのが、バングラデシュやネパールの最近の社会経済状況や変化を聞かれた方が多かったことです。シャプラニールが現地での支援活動を50年以上にわたって行っているということで、その変化を興味深く聞いてくださいました。
フェアトレード商品をご紹介しながら、その商品を作っている人の暮らしや国のことを知っていただけたかと思います。その商品を食べながら、また使っていただく中で、バングラデシュやネパール、そしてフェアトレードについて考える時間が生まれたらうれしく思います。
市民アクション推進グループ 勝井裕美