クラフトリンクでは、企業・団体・学校のイベントの講演会に参加する他、「フェアトレード商品の販売出店」をする形で参加させていただくことで、様々なセクターとの連携を行い、フェアトレードを推進する役割を担っています。
昨年からCOVID-19 の影響でそういった「おでかけ販売」の機会がめっきりなくなってしまっている中で、この度SMBCモビット様にお声がけをいただき、「サステナブルモビの市」と素敵にネーミングされた社内販売会におじゃましました。
会場に入室する前には検温、消毒の上、人数制限をするなどのご協力があって実施できたこの販売会でしたが、本当に久しぶりにお客様と対面でお話をして商品を手にとっていただける貴重な機会になりました。
SMBCモビット様では、SDGsの目標達成に向けた取り組みを加速したいとの想いで、シャプラニールやクラフトリンクの活動に興味をもっていただきました。
事前にポスターを作成いただき、社内告知をしていただいたりと、入念な準備ご協力をいただきました。このポスターのおかげで、イエティはさらに人気上昇!その知名度もあげました。
一体ずつ異なるイエティの顔を見てじっくりと選ばれる方が多く、そうしたお買い物の愉しみ、販売の愉しみを感じ、また、一番乗りで来てくださり沢山の手工芸品を手にレジに来てくださった方、商品説明をじっくり聞いてくださった方や、お買い物マイバッグを持ってきてくださった方もいらっしゃって、直にこの活動を届けられていることの喜びを感じました。
何より、この『サステナブルモビの市』を企画準備してくださり大変お世話になった担当の方々が、
「今回のサステナブルモビの市の開催によって、(社員の方へのSDGsに対する意識向上の)1つのきっかけを作ることができた」
「うちに帰ってからも、品物を眺めて、ノクシカタの刺繍の一針一針を眺めたり、品物に思いを馳せて、作品に携わったバングラデシュとネパールのされた人たちは、今この瞬間、元気で笑っているかなぁ、などと勝手に想像した」
「フェアトレードの受け止め方は、人それぞれですが、お金に乗せて気持ちを届けることと、その気持ちへの返礼品を(お金と引換えに)先にいただく、ような印象を受けました」
とおっしゃっていただいたことを、何より嬉しく思います。また「草の根の活動を継続していくこの意義」についても触れられており、私たちの活動を、改めて客観的にみる機会もいただいた気がしています。
会場には生産風景や、ノクシカタの大判なども飾りました。
改めて小さな一歩ずつの活動の意味と、モノを通じてできることを感じた日になりました。
(クラフトリンク/小川)