ファイザー株式会社の臨床開発部門では、社の目指す理念・使命にもとづいて、タスクチームを組んでボランティア活動などに取り組んでいます。ここ数年は

「社員のボランティア活動参加への最初のハードルを低くする」ことを目的に活動し、2007年度は気軽なボランティアとしてステナイ生活に協力されまし

た。

 まずは社員向けに、バングラデシュのストリートチルドレン支援活動の現状とステナイ生活でできることについて講演会を開催。参加者からは「身近にあるもので多くのストリートチルドレンを支援できることがわかった」と活動の意義を感じていただけました。

 その後、年末年始にかけて本やCD、ハガキの回収を社内LANなどで呼びかけました。古本・CDは、社員が自宅からでも会社からでも無料で寄付ができるという気軽さが好評でした。

 回収活動の最後には、本社でハガキの仕分け&カウントボランティア会を企画。業務の合間に時間をつくって30名が参加され、集まった寄付がどのように換金されるのかを楽しく実感していただきました。また、同時にフェアトレード商品の販売も行われ、大変盛況でした。

 このような取り組みを通じて社員の方々からは、「ストリートチルドレンに対して自分は何が出来るのか模索しているところでした。何らかのアクションを起

こしたいと思いました」「全社的な活動として展開していただきたい。ぜひ今後も継続して欲しい」というような感想が寄せられました。

タスクチームの皆さまからのメッセージ

 「ステナイ生活やフェアトレードは、本当にいろいろな人が気軽に始められるボランティア活動だと思います。このような方法でのボランティアがあることを知り、とても勉強になりました。2007年度の弊社での活動は一旦終了しますが、これからも個人的に継続して気軽に参加させていただければと思っています。