PAPRI職員が村の公立学校で出席が滞っている生徒のリストを調査した時、そこにビティさんの名がありました。彼女は4歳の時に両親を亡くして祖母と暮らしていましたが、収入を助けるため小学2年の時に学校をやめ、ダッカに移動して最初は家事使用人として、その後は縫製工場で働いていました。
PAPRI職員が祖母の家を訪ねて説得した結果、ビティさんは村に戻れることになりました。14歳になったビティさんは現在小学5年のクラスに編入し、乾いた布が水を吸収するように勉強に励んでいます。
(タスリマ・アクテール/補習学級教師、PAPRI)