2007年11月のサイクロン被害を大きく受けたボクラトラ村で実施中の復興支援活動のひとつに、農村グループを組織し、耕運機を貸し出す農業支援活動があります。
JJS から耕運機を借りて手早く工作することができたグループメンバーの一人、ヘモイェットさんは「サイクロンで収穫も家畜も失ってしまった。この時期に畑を耕すことができなかったら、地主は私から土地を取り上げてしまい、これから家族が食べていくことができなかっただろう。
他の仕事も見つからない状態で、僅かな希望すら抱けずにいた。そんときにこの農業グループの話を聞いたんだ。今、どんなに幸せか感謝の気持ちを表現できないぐらいだ」と話しています。(ザキル・フセイン/代表、JJS)
(写真:耕運機と村人たち)
災害緊急救援・復興支援