バングラデシュには多くの先住民族が存在しますが、少数かつ言語も異なるため彼らの声が行政に届きづらく、経済的にも厳しい生活を強いられている現実があります。サンタルと呼ばれる先住民族が多く暮らすディナジプール県にて、「GBK」という地元NGOをパートナーに新規事業を開始しました。
具体的には先住民族の子どもたちが、地域の他の子どもたちと同様に、公立小学校での教育を継続して受けられることを目指して活動しています。先住民族としての独自性を維持しつつ将来的にバングラデシュ社会と共存できる力を得られるよう教育の機会を提供するとともに、地域住民への意識啓発を行っていきます。