私たちの支援によって先住民族サンタルの言葉や伝統をバングラデシュ社会に伝えるボランティアグループを立ち上げた若者がいます。リトン・ムルムさん(19 歳)です。
伝統的なダンスや歌、楽器の演奏を通じて、行政の教育担当者や先生、ジャーナリスト、市民運動家などサンタルの子どもたちを取り巻く人々に自らの文化を伝えています。リトンさんは「サンタル文化を広く伝え理解を得られなければ、私たちは社会や政治での権利を手に入れることができない」と強く思っています。私たちは社会を変えようとする若者たちをこれからも支援していきます。(ウンメ・カレダ/プロジェクトオフィサー、GBK)