2012年1月にセンターに通いはじめたマリウムは、当時まだ9才。公立学校には一度も通ったことがなく、朝9時から午後2時まで雇い主の家に通い、掃除、洗濯、料理の他に雇い主の赤ちゃんの面倒を見る仕事をしていました。お父さんはスクラップ回収の仕事、お母さんは使用人、上のお兄さん3人は縫製工場で働いています。センターの先生たちは、マリウムを学校に通わせて教育を受けさせるよう、マリウムの両親と何度も話し合いを持ちました。その結果、2013年2月に使用人の仕事を辞め、NGOが運営する学校に入学をすることができました。(シャムスリー・ダス/プロジェクトマネージャー、YPSA)