シム(13才)は、10才から12才まで家事使用人として働いていました。私たちのセンターで基本的な読み書きや計算を習い、センターを卒業した後にNGOが運営する学校に編入することができました。
彼女が2才の時、両親は仕事を探しに村からダッカに移り、現在お父さんは建設現場で働き、お母さんは自宅でプラスチックの買い物バッグを作る内職をしています。
シムは学校に行く前と帰ってきた後の1日5時間、お母さんのバック作りを手伝っています。センターで受けたミシン研修が役立っていると言います。月々4,000 ~ 5,000タカの収入になり、シムや妹が学校に通う手助けとなっています。
(シャハナ・ベグム/アシスタントプロジェクトマネージャー、Phulki)