シャプラニールでは6月を児童労働反対月間とし、2017年6月3日(土)~21日(水)に全国12カ所で開催される全国キャラバン「羽ばたけ!家事使用人の少女たち」を開催します。バングラデシュ・ダッカ事務所の職員を講師に招き、家事使用人として働く少女たちの現状や少女たちへの必要な支援についてお話しします。(イベント詳細・スケジュールはこちら)
このイベントに先立ち、シャプラニールの家事使用人として働く少女たちの支援についてあらためてご紹介します。
このイベントに先立ち、シャプラニールの家事使用人として働く少女たちの支援についてあらためてご紹介します。
今回はセンターに出会って人生が変わった女の子を紹介します。
サルマさん(12歳)は、家事使用人をやめて学校に通い始めた女の子です。
サルマさんのお父さんはリキシャ引き、お母さんは子守の仕事、お兄さんは荷車を引いて働いています。彼女は10歳から2年間、家事使用人として働いていました。近所の女の子が支援センターに通っていると聞いたので、お母さんに頼んで私も通えるようにしてもらったといいます。
最初は文字も読めませんでしたが、卒業までに読み書きができるようになりました。卒業後も、支援センターで先生の補佐を2カ月間しました。その後、小学校の4年生に編入することができました。
(家事使用人の少女からご挨拶へ続きます。お楽しみに!)
▼全国12カ所で講演!全国キャラバン2017「羽ばたけ!家事使用人の少女たち」開催(6/3-6/21)