シャプラニールは、バングラデシュで児童労働問題に関して事業実施または関心を持つ21の団体とともに、児童労働撲滅をめざすプラットフォーム「Child Labour Elimination Platform(CLEP)」を設立し、2024年12月に開設式を行いました。

開設式の会場にて

バングラデシュ国内で児童労働の課題に特化したネットワークの設立は初めてのことです。CLEPは、社会に児童労働の現状を伝えていくとともに、政府との対話、モニタリング等を行い、2030年までに国内のあらゆる種類の児童労働をなくすことをめざします。

演説を行うシャプラニール バングラデシュ事務所長 内山

CLEPのロゴマークは、L(Labour:労働)がC(Child :子ども)が持つ子どもの権利を奪おうとしている、子どもを捕まえようとしてる様と、C(Child :子ども)がそこから抜け出すイメージを表しています。

子どもたちが持つ可能性が労働によって奪われないように、自分たちの未来を自分の意思で切り開いていける社会をめざし、今後本格的に活動を開始します。