ショフィクルさんは11年前ココナッツの木から落ち、背中を強打しました。それ以来両足が麻痺し、移動にも不自由するようになりました。彼は自分でもできる仕事として家庭教師を始めましたが、家族の助けになる稼ぎはなく罪悪感を持っていました。
他の仕事もなく、考えた末PAPRIから8,000タカ(約8,800円)を借り、家族の助けを得つつ牛の肥育を始めました。家庭教師の収入からローンを返済しつつ牛の売却と資金借受、肥育を繰り返して市場価格が6万5,000タカ(7万1,500円)を超える牛を育てられるようになり、今では自信を持って取り組んでいます。
(コナ・イスラム/ソーシャル・コミュニケーター、PAPRI)