シャヘル君は生まれた時から脳性小児麻痺を患っているため、5歳になっても立つことも、話すこともできませんでした。しかし、両親はどうして良いか分からず、ただ見守ることしかできません。そのような時に状況を聞いたPAPRIスタッフが家を訪問し、マッサージなどを施すプライマリー・リハビリテーション・セラピーを開始しました。
そして1年後、今では歩けるようになり、簡単な言葉も話すことができるようになりました。両親は少しでも普通の生活が送れるよう、毎日彼のリハビリを続けています。
(ニバラン・マラカール/フィールドオフィサー、PAPRI)