7月10日(日)、郡山市にあるビッグパレットふくしまで「ふくしま被災者支援ネットワーク」の第1回シンポジウムがありました。6月、福島県内で被災者支援の活動を行う民間団体、行政機関のゆるやかなネットワークができ、その最初の活動として、これまでの活動について振り返り、これからの支援活動のヒントを探る、というものです。
防災界の「キムタク」こと減災・復興支援機構の木村拓郎さんの基調講演があり、三宅島の全島避難時の対策など、過去の経験が報告されました。シンポジウムの参加者は、支援活動を行う各団体、ビッグパレットに避難している避難者など約140名。
その後、各地域で活動するNPO、学生団体、行政職員、ジャーナリストがパネリストとなってパネルディスカッションが行われました。私もパネリストの一人として、県外から来て浜通りで活動するNPO、という立場で話をしました。各団体がこれまで行ってきた活動の内容や直面する課題等について提示し、それについての意見交換などが行われました。
シンポジウム終了後、会場の外ですれ違った女性が声をかけてくれました。「シンポジウム、よかったです。私もここに避難しているんですけど、仮設住宅に移った方たちのための支援活動を何かしたいと考えていて、とても参考になりました」
小松