0727.jpgいわき市内で、津波の被害や放射能の問題により、他校に間借りしている小・中学校が7校あるのですが、いくつかの学校については遠距離のため通学が困難な児童・生徒が多く、市がスクールバスの運行や定期券の支給を行っています。

しかし、夏休み休業中はそれがストップしてしまうため、特に中学校については部活動や受験生向けの学習会に通えない生徒が出てくる恐れがありました。そのため、シャプラニールが当該2校についてスクールバスの運行支援を行い、今日から1校での運行がスタートしました。

生活支援プロジェクトで調理器具をお届けした家庭からも「子どもの送迎が大変で・・・」という声を多く聞いていましたし、実際にスクールバスがなければ自力で通うことは諦めるしかないという生徒もいます。すでに先週から夏休みは始まっていますが、バスの運行によって子どもたちそして保護者の通学に関わる負担が少しでも減り、より多くの子どもが夏休み中の教育活動に参加できるようになれば、と考えています。(小松)