昨日まで、いわきで復興支援の活動を実施している仲間の団体と一緒に岩手・宮城の状況を知るための視察研修に行ってきました。我々を含め3団体・5人のメンバーです。
初日は朝8時に出発、一気に岩手県大船渡市まで駆け上がりました。東北自動車道を降りたところで昼食の時間となり、「冷麺」の看板にひかれ焼肉屋さんへ。予想外のボリュームに四苦八苦しながらも焼肉と冷麺を堪能。
最初に訪問したのは「夢ネット大船渡」という震災前からまちづくりの活動を行っていたNPO。代表の岩城さんから、パソコン教室、三陸鉄道を貸し切ってのカラオケ列車、ほら吹き大会など、アイディアたっぷりの活動について教えていただくとともに、仮設の集約、災害公営住宅への移転という段階に入り、被災者の孤立が深刻化するのではないか、という懸念を伺い、共通する課題があることを改めて認識しました。
夢ネット大船渡の事務所にて
夜は宿の近くにあった復興食堂で、地元の海産物をふんだんに使った海鮮丼やラーメンなどをいただきました。すでにグルメツアー化の予感・・・。
翌朝、震災後に立ち上げられた「共生地域創造財団」にお邪魔しました。大船渡事務所の石井さん、多々良さんから、生協とホームレス支援団体の協働により始まった活動の経緯や現在の活動状況についてお話を伺うとともに、力を入れている在宅避難者の戸別訪問事業に同行させてもらいました。いわきではあまり取り組まれていない「在宅」の方への対応の実際を教えていただき、大変勉強になりました。
この後、陸前高田、気仙沼、南三陸、石巻・・・と南下していきます。続きはまた。