これまで、いわき市北部沿岸の久之浜地区でがれきの撤去や被災した家の片付け等の作業を進めてきた有志を中心とした「北いわき再生発展プロジェクトチーム」が、久之浜の復興を後押ししようと企画した復興祭が8月27日（土）に開催されました。当日は心配された雨も降らず、心のこもった良いイベントになりました。
当会からは職員の井坂が運営に加わり、資金協力もするなど、全面的にバックアップ。当日は当会もブース出店し、バングラデシュやネパールから届けられたメッセージの展示や、地元のみなさんの「願い」を書いてもらって貼り出すなどしたほか、手作りのチャイ（ミルクティー）を販売、大変好評でした。東京事務所からもスタッフやボランティアが応援に駆けつけ、イベントを盛り上げました。
音楽イベント、慰霊祭、じゃんがら念仏踊りなどに続き、祭りの最後を飾ったメインイベントが2,000発の花火大会。会場そばの海辺からの打ち上げで、大迫力の花火に子どももおとなも大満足。私も久しぶりに花火を堪能しました。
私たちが調理器具を届けた人たち、物資配付会に参加した久之浜出身の人たちも大勢来ていて、話しかけてくれました。「久之浜でこんなイベントができるなんて、想像もできなかった」と涙ぐむ人も。
会場を埋め尽くすほどの人出を見ながら、いろんな意味での区切りであると同時に、復興へ向けた一歩を後押しする、この祭りの大きな意義を感じていました。
小松
