9日からの本格始動へ向けて、受付班、マッチング班、資材班、輸送班がそれぞれの動きを確認し、リハーサルを行いました。勿来まちづくりサポートセンター
のメンバー、各地から集まったボランティアがそれぞれの班を構成していますが、皆、責任感が強く、熱心な議論を重ねながら準備を進めました。ほとんどの人
にとって災害ボランティアセンターの運営は初めての経験であり、不安と情熱が入り混じった中での作業が続きます。
数日前に市から、4月12日から津波被害によるがれきの撤去作業が一斉に開始されることが発表されました。これにより、全壊家屋については所有者の立会い
がなくても重機によって強制的に撤去されることになります。家財の持ち出しが済んでいない家屋については、11日までにその作業を済ませなければ12日以
降の立ち入りが出来なくなります。そのため、災害ボランティアセンターでも該当する地域の住民に電話をかけるなどして、ニーズの把握に努めました。
報告:小松、内山(東京事務所職員)