前日の雨が嘘のように晴れ渡り、本格的に勿来地区災害ボランティアセンターの活動が始まりました。この日、集まったボランティアは87人。がれきの処理や家財道具の運び出し、位牌の捜索など約30件の依頼に対応しました。
⇒写真:ボランティア作業の様子。損壊家屋からの家財の運びだし
難しいのは車の手配。送迎のためのマイクロバスは1台しかなく、複数の地域へ同時にボランティアのグループを送り届けなければならないため、運営スタッフの車も動員しながら慌ただしく送り出します。
どの作業も、被災者の力だけではどうにもならないものばかりです。高齢者の力だけでは運べない濡れた畳やたんすの移動。倒壊した家屋の下に埋もれた思い出の品々の探索。物置を埋め尽くした泥の掻き出し・・・
ボランティアのみなさんは黙々と作業に取り組み、泥だらけになってセンターへ戻ってきます。
⇒写真:ボランティア作業の様子。
報告:小松、内山(東京事務所職員)