昨日4月24日は、ネパール暦でちょうど1周忌でした。
各地で様々な催しが行われましたが、私はこれから活動を予定しているラリトプール市の、古い住宅が密集し昨年の地震でも大きな被害を受けた地域を歩き、その後ラリトプール市の中心部にある王宮広場へ足を運びました。
王宮広場ではこの日、日本の宗教団体「真如苑」の呼びかけで、仏教、ヒンドゥ教、イスラム教、キリスト教などが一堂に会して大法要が行われました。広場を埋め尽くすほどの人が集まり、3千個のキャンドルを用意しても足りなかったそうです。
広場ではどこかで見たことのあるポスターを見かけて近寄ってみると、今行っている地震防災キャンペーンで研修を受けた地元の女性たちが、この日に合わせて、自主的にポスターや啓発のためのパネルを展示し、防災の必要性を訴えていました。
1年経っても、普通の生活に戻れていない人がほとんど。我々も、これからさらに復興支援に力を入れていきたいと思います。