「震災後半年ぐらいは仕事がありませんでした。今までの使っていた道具もほとんどなくなりました。今までのお客さんの多くも引っ越してしまい仕事の目処も立ちません」
マドゥー・スーダン・ナカルミーさんは8才の時からバイク販売店で働いており、10年ほど前に独立して自分の店を始めました。
2015年の地震で家は壊れてしまい、今は部屋を借りて暮らしていますが、家族がばらばらに生活することを余儀なくされています。祖母と仕事のない兄の面倒を見ながら部屋の家賃も彼が払っています。家族を養うのに月25,000ルピー(日本円で約27,500円)必要です。
震災前は月に40,000~50,000ルピー稼いでいましたが、今は10,000ルピー稼ぐのがやっとです。もっと広い場所に仕事場を移したいと思っていますが、家の再建も終わっていない人が多い中で仕事の先行きはまだ不透明なようです。
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