先日、クラフトリンクで陶器を生産しているティミ・セラミックスという工房を訪問しました。
事務所内の下の写真。何かお気づきになるでしょうか。
壁にご注目を。壁に等間隔に黒い点が見えるかと思います。これは釘です。以前、この壁にはティミ・セラミックスが受けた表彰状や証明書が額入りで飾られていたのですが、地震後に「落ちると危ないから」ということですべて外したままなのだそうです。
最近は余震も少なくなり、カトマンズにいると普段の生活とあまり変わりませんが、地震は日々の暮らしに変化を与えたのだなと改めて感じました。
この後、この部屋でしばらく、それぞれ地震当日どこにいて何をしていたかを話しました。その空気感は東日本大震災後に友人に会うと、ついつい3月11日に何をしていたかという話題になってしまった時のものと一緒でした。
勝井