こんにちは!コミュニケーショングループインターンの伊藤です。
今回、インターンとして講座に参加したのでレポートさせていただきます!
多文化共生事業では、新宿区内で「『私の隣の外国人』を知る・つながる連続講座」を2023年度中に全4回で開催することを予定しています。この講座は新宿区の協働推進基金助成金で運営されています。先日この第3回目の講座を開催しましたので、その様子をご報告します。
今回の講座には新宿区に在住、在勤、在学の方々から約10名の申込がありました。講座の講師には、東京YMCA高等学院学院長・東京YMCAオルタナティブ研究所所長の井口真さん、新大久保商店街振興組合事務局長の武田一義さん、共住懇代表の山本重幸さんが登壇し、多様性を活かすくらしとはどんなものか、新宿区に大きく関わっている3名の視点からお話いただきました。
3名の講師の講義の後、参加者同士で意見交換が行われました。
新宿区ならではの観光地と住宅地が入り混じる独特の課題や、インターナショナル事業者交流会や市民活動団体「共住懇」などの役割などへの理解を深めることができました。
講座のお話の中で印象的だったのは、「新宿区の外国人と日本人はお互いに好きな方向に向いていて、混じり合おうとしない」というお話でした。日本は八百万の神の考え方があって、どんな宗教や文化も受け入れられやすいですが、混じり合わない状況が残念だと感じました。異文化はとことん活かしていくべきだと、講師の方もおっしゃっていたように、新宿区に在住、勤務している人々が声を上げ、お互いにつながり合っていく必要性を認識しました。
今回、多文化共生連続講座3回目に参加して、自分の知らない新宿区がまだまだ沢山あることに驚きました。私は国際協力に関心を寄せ、シャプラニールでインターンを始めましたが、日本国内の在住外国人に目を向けることの重要性も実感しました。1時間半という短い時間でしたが、多文化共生を考える第一歩となる良い機会であり、今回得たことを自分の住んでいる地域にも置き換えて考えてみたいと思います。
コミュニケーショングループ インターン伊藤