こんにちは!肌寒くなってきましたね。 

今回は、10月5日の多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」の様子をお伝えします。 

この日は、「やさしい日本語 はなしてみよう」と題したイベントを行い、新宿エリアにお住まいの方や外国ルーツの方に多くご参加いただきました。 

イベントのチラシが置かれた入口スペース

会の内容は、日本語教師のよこた まさこ先生による「やさしい日本語」のレクチャーと、やさしい日本語を実際に使ってみるゲームの二本立てでした。 

レクチャーでは、日常で多く見かける難解な日本語の数々が取り上げられ、参加者がアイデアを出し合い、よりやさしい表現にアレンジするワークを行いました。

実際にスーパーにある説明文を見ながら
真剣に聞き入ります

「確かにこれ難しいね…!」と日本語母語話者さんから声が上がったり、外国ルーツの方からは「オノマトペがよく分からなくて…」といった声も上がったりしました。 

その後は簡単なゲームを通じて、いざ実践です! 

ゲームは二種類を用意しました。一つは「これは何かな?」と題したゲームで、紙に描かれている食べ物や場所などを、答える側・ヒントを出す側に分かれて当てるというもの。ヒントを出す側は、答える人が理解しやすい表現で伝えることが求められます。 

おしゃべりもはさみ、和やかな雰囲気です

もう一つは、以前マザリナで実施し好評だった「はぁっていうゲーム」(幻冬舎)。それぞれのお題に応じて、一人ずつ「あっ」や「あれ?」を声色を変えて表現し、他の人たちはそれが何のお題かを当てるというもの。その場にいる誰もがお題をしっかり理解できるよう、工夫して伝えあうことが楽しむための秘訣です。 

レクチャーもゲームも大いに盛り上がり、会の終了時にはほとんどの方が「とても楽しかった!」などと感想をくださいました。 

次回のマザリナでは、いろいろな言語で絵本を読んでみるイベントを実施します。 

次回は10月19日です!

毎月第1、第3土曜日にオープンするマザリナ。 

事前の予約等は必要ありませんので、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね! 

(この事業は令和6年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業を受けて実施しています。) 

▼多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」を知る

事業推進グループインターン 佐藤