こんにちは! 

3月15日の多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」の様子をお伝えします。 

今回のマザリナでは、「同じ町に暮らす外国ルーツの人を知ろう」と題し、都内在住のネパール人の方を2名お招きしておはなし会を実施しました。 

イベントのポスター

田端でアジア食材店を経営するランジト・プスパンザリさんは、日本に来たきっかけや、食材店での売れ筋商品、ネパールの食文化や、ご自身のお子さんの進路のことなどを話してくださいました。 

ランジト・プスパンザリさん

参加者からは「お店で今一番売れているものは?」「日本人のお客さんを増やすために工夫していることは?」など、多くの質問が挙がりました。 

ネパールの食文化について話す場面

日本に住むネパール人向けの「ネパール新聞」編集長のマッラ・ティラクさんは、新聞発行のきっかけや、記事に入れる内容で心がけていることなどを話してくださいました。

マッラ・ティラクさん

新聞社が大久保にあることや、日本での在住歴が30年以上に及ぶことから、マッラさんが大久保の商店街とどのように関係構築されてきたのかといったお話や、マッラさんにこれまで寄せられた相談や困りごとに関する共有もありました。 

参加者からは、「大久保の他の国出身の人たちとの交流はどれくらいあるのか」「外国ルーツの子どもたちと日本の子どもたちが仲良くなるにはどうしたらいいか」など、幅広い観点から質問が挙がりました。 

興味深いお話がたくさん飛び出しました

今回のおはなし会には、日本人のみならず、ネパールや中国出身の計19名が参加しました。ゲストスピーカーのお二人が全体に向けてお話しするだけでなく、参加者も積極的に質問や意見を投げかけて会話するなど、相互交流の場になったと思います。 

2024年度のマザリナの活動は、今回がラストとなります。 

来年度のマザリナも、引き続きよろしくお願いいたします! 

ダンネバード!(ネパール語で「ありがとうございました」)

▼ 多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」を知る

(この事業は令和6年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業を受けて実施しています。) 

事業推進グループ 佐藤