取り残された問題

ネパール南部に広がる平野部では、
毎年雨期に大雨による洪水被害が絶えません。
農村部は行政やNGOの支援も入っていない
防災対策が不十分な地域が多くあります。

ネパール南部に広がる平野部では、
毎年雨期に大雨による
洪水被害が絶えません。

農村部は行政や
NGOの支援も入っていない
防災対策が不十分な
地域が多くあります。

WHY?

問題の裏側 

ネパールは標高が高く、世界一標高差がある国としても知られています。ネパール南部に広がる平野部では、ほぼ毎年雨期の大雨による洪水被害が絶えません。活動地のモラン郡は、洪水に襲われた場合、家屋や家畜、農作物などに広範囲にわたって甚大な被害が生じます。ネパールでは防災、災害発生時の対応の仕組みとして、地域ごとに「災害管理委員会」の設置が義務づけられていますが、農村部ではその活動内容が不十分で機能していないことが少なくありません。

シャプラニールの取り組み

堤防の整備といったハード面だけでなく、 避難訓練の実施や
ハザードマップの作成・設置など日頃の備えで命をまもるソフト面を重視。
特に、被災リスクの高い子どもや女性を取り残さないインクルーシブな防災をめざし、
住民の意識を高め、自ら防災活動に取り組むよう促しています。
また研修などを通じて行政の防災能力の強化を図っています。

《共に活動に取り組むパートナー団体:RRN(Rural Reconstruction Nepal) 》
1993年に設立。農村部貧困層(特に女性、農民、土地なし、その他弱い立場に立たされた人々)の
生活改善を目的として、経済的・社会的なエンパワメントの機会を提供。

堤防の整備といったハード面だけでなく、 避難訓練の実施やハザードマップの作成・設置など日頃の備えで命をまもるソフト面を重視。 特に、被災リスクの高い子どもや女性を取り残さないインクルーシブな防災をめざし、 住民の意識を高め、自ら防災活動に取り組むよう促しています。 また研修などを通じて行政の防災能力の強化を図っています。

《共に活動に取り組むパートナー団体:RRN(Rural Reconstruction Nepal) 》
1993年に設立。農村部貧困層(特に女性、農民、土地なし、その他弱い立場に立たされた人々)の生活改善を目的として、経済的・社会的なエンパワメントの機会を提供。

住民への取り組み

コミュニティの災害管理委員会を中心に、洪水発生に備えた緊急連絡網の整備や、避難訓練の実施を行います。また、洪水リスクのある場所や避難場所の把握のためにハザードマップを作成するほか、堤防の維持管理の仕組みをつくるための支援を行います。さらに学校においても気候変動や防災について学ぶ機会をつくります。

行政への取り組み

行政関係者を対象としたワークショップや研修、先行事業地の河川での視察を行うことで、行政の防災能力強化をめざします。また日本から防災・減災の専門家を定期的に派遣し、日本の技術の移転や活用も行いながら、ネパールの地方行政や市民からなる防災組織とともに持続可能で安全でかつ強靭な地域づくりに取り組みます。

これまでの成果

コミュニティの災害管理委員会が結成され、自主的に会議を開いたり、堤防の維持管理のための資金を集めたり、活発に活動しています。

(2023年度)

活動の様子

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企業・団体との協働

さまざまな企業や団体からの寄付、物品寄付「ステナイ生活」の支援、
現地の事業への直接支援などでご協力をいただいています。
企業のSDGs、CSR活動についてのお問い合わせはこちらをご覧ください。

さまざまな企業や団体からの寄付、
物品寄付「ステナイ生活」の支援、
現地の事業への直接支援などで
ご協力をいただいています。
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お問い合わせはこちらをご覧ください。


あなたにできることが、必ずあります。

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「誰も取り残さない社会」、その実現へ。
シャプラニールと一緒に、アクションを起こしませんか。

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