STEPが支援している高齢者の中に、30年前お連れ合いを亡くし、そのお墓の隣の小屋で一人暮らしをする85歳のハビアさんがいます。彼女はSTEPの実施した医療キャンプで診療と薬の処方を受け、服用しましたが逆に体調を崩してしまいました。文字が読めず、誤った方法で服用したためです。
活動モニタリング時に、この事実が分かったため、STEPのスタッフと協議して基本的に医療キャンプでは薬ではなく処方箋を出すこと、服用時は近所の文字が読める人から介添えを受けられるようにしました。
(ニガール・ディル・ナハール/アシスタントプログラムオフィサー、シャプラニール・ダッカ事務所)