ヒンドゥーの低カースト、バグディのシダムさんは、川で魚を捕ること以外は技術も経験もありません。
魚が減っているだけでなく、乾期は漁もできないため、1回も食事ができない日もたびたびありました。そこで、彼はSTEPのスタッフに話をして最貧困グループのメンバーとなりました。
以前は、バグディという理由で社会からも無視されていた存在でしたが、このグループ活動を通じて、自分の努力によって自立して生活できるということに気づくことができました。
今では夫婦で日雇いの仕事をして貯金をし、ローンで買ったアヒルの卵を売って、1日2回食事ができるようになっています。(シリン・アクタール/地域開発オフィサー、STEP)
(写真:働き者の妻と一緒に)
災害リスク軽減のためのコミュニティ開発