活動地域にある井戸に、ヒ素が含まれていないかどうか、検査をしました。基準を上回る濃度がみつかった井戸には危険を知らせる赤いペンキを塗り、その井戸を使わないように住民に知らせます。
2年前は122基のうち17基からヒ素が検出されましたが、今年は、新たにヒ素が検出された井戸は1基もありませんでした。
また、この地域のすべての人々が安全な水を飲めるように、STEPで設置した井戸だけでなく、政府や他のNGOが設置した井戸も検査しました。
この地域でのヒ素濃度が下がっていること、また、汚染された井戸を使ってはいけないことが周知されたことで、この地域ではヒ素中毒の患者は見つかっていません。(ムニルル・イスラム/プログラムディレクター、STEP)
(写真:村の井戸をひとつひとつ検査する)
災害リスク軽減のためのコミュニティ開発