STEPの活動地であるマニクゴンジ県は常に洪水の被害にあう地域です。財産である家畜や家が水に浸かってしまうだけでなく、井戸やトイレが水に浸かってしまうと、衛生的な環境を維持できません。
このような状況に対して、少女グループメンバーは、防災の訓練を受けました。
彼女たちは、洪水発生の予報がでた場合、ボランティアで地域の人々に洪水がくることを旗で伝えます。村人は、事前に収穫物や乾燥させた穀物を保管しておき、その知らせにより、村人は老人や女性、子ども、家畜を安全な場所に移動させる、船などの移動手段を確保する、といった行動を起こすことができます。
今年も少女たちの働きかけで、村人は洪水への備えができています。(ショヒドゥル・イスラム/プロジェクトマネージャー、STEP)
災害リスク軽減のためのコミュニティ開発