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ニルア・ボナフル少女グループは、2003年に結成したグループです。活動を始めた当初、地域の人たちは協力的ではありませんでしたが、2007年の洪水時、水に浸かってしまった村の中心の道路に竹を使った橋を設置し、移動式かまどを村人に配るなど、少女たちが地域で大切な役割を担ったことで地域の大人の意識に変化が起きました。地域行政官も彼女たちに感謝を述べ、彼女たちの活動の支援としてわずかですがお金を寄付してくれました。

今年、グループメンバーは貧しい人たちを支援するために何か収入を得る方法がないか話し合い、STEPから野菜づくりの研修を受けました。研修後、それぞれの家でトマトを栽培し、村の若者グループの力を借りて小屋をつくり、村のお祭りの時にそれを販売しました。このように少女たちは村の「チェンジメーカー」として地域で活躍しています。

シリン・アクタール/地域開発オルガナイザーSTEP

災害リスク軽減のためのコミュニティ開発