シャプラニールでは、学校の国際理解に関する授業やキャリア教育、市民向け講座、企業における勉強会などで、南アジアの生活や現地の支援活動についての講演を行っています。以下の点をご確認のうえ、お気軽にお問合せ下さい。講師は講演依頼内容に応じた職員を派遣させていただきます。

オンラインでの講演にも対応いたします。ご希望をお知らせください。

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学校・市民団体向け講師派遣

希望されるテーマをお伝え下さい。例えば、以下のような内容が可能です。講義形式とワークショップ形式を組み合わせて実施することもできます。

1. 講義形式
(30分~120分)

・バングラデシュ、ネパールなどの生活、社会文化紹介
・シャプラニールの支援活動について
・児童労働の現状と取り組み
・防災協力の意味と現場
・フェアトレードの意味と生産者の暮らし
・ネパールのフェアトレードコーヒーの世界
・NGOで働くということ など

講義イメージ
講義イメージ

2. 文化を学ぶワークショップ
(60分~120分)

・バングラデシュのカレー作り*
・民族衣装(サリー)の着付け体験
・バングラデシュの刺しゅう(ノクシカタ)体験*
・ネパールの編み紐 キーリング作り*
*印がついているものに関しては、別途材料費がかかります。

サリーの着付け体験の様子
サリーの着付け体験の様子

3. 社会課題を考えるワークショップ
(60分~120分)

・家事使用人の少女、見えない児童労働
バングラデシュで家事使用人として働く少女の生活を、写真を使ったワークやロールプレイを使って知り、子どもの権利や支援の難しさについて考えるワークショップ


・ダッカのストリートチルドレン
ストリートチルドレン100人に「あなたの仕事は?」「最近の嬉しかったり、悲しかったりした思い出は?」という質問を行って作成した写真パネルや、村の子どもがストリートチルドレンになるまでのシナリオなどを使った参加型ワークショップ

・一枚の布から見える、女性たちの暮らしの変化
バングラデシュの伝統刺しゅうノクシカタ生産者の暮らしを通じて、フェアトレードや村の女性たちの生活と私たちの暮らしなどについて考えるワークショップ

家事使用人ワークショップの様子

お申し込みに関して

<対象>
対象者、何人規模になるかをお伝えいただけると講演内容を組み立てやすくなります。

<ご希望の日時>
日曜日、月曜日は定休日となります。ご考慮いただけますようお願いします。

<費用>
多くの方々に海外協力活動についてお話しする機会を持ちたいと考えている一方で、限られたスタッフ人員での運営しております。スタッフ派遣にかかる経費(交通費、旅費、人件費等)についてご負担いただきたくお願いいたします。

<申込から実施までの流れ>
1. 申込書(Word形式/PDF形式)をダウンロードし、ご記入の上、事務局までFAX(03-3202-4593)またはEMAIL(event@shaplaneer.org)にてお送りください。
2. 日程や内容について調整の上、折り返しご連絡いたします。
3. 実施が決まりましたら、テーマ・内容等について、メールや電話にて打ち合わせを行います。

お問い合わせ

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:高階
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
EMAIL:event@shaplaneer.org TEL:03-3202-7863 FAX:03-3202-4593
そのほかご不明な点はお問い合わせフォームからご連絡ください。

講師紹介

それぞれの得意分野、知識や経験を活かし、幅広い分野での講義やワークショップを行っています。ご希望の講演テーマに応じた講師を派遣しています。こちらでご紹介している講師以外の職員を派遣する場合もあります。

事業推進グループ チーフ 
勝井裕美(かついひろみ)

2001年入職。フェアトレード、ファンドレイジング、ネパール事務所長等を経て、現職。開発教育やボランティア活動の促進を担当。防災士。 

■講演メニュー例
効果的な防災協力、フェアトレードの意義と生産現場、ストリートチルドレンや児童労働従事者支援からみる子どものエンパワメント、ネパールの社会と人々の暮らし、バングラデシュの刺しゅう体験やサリー着付けなど 

クラフトリンク グループ
小川晶子(おがわ あきこ)

大学のデザイン学科を卒業後、家具製作・販売に従事し、JICA海外協力隊(ホンジュラス)では職業訓練校で美術、工芸の基礎を指導。2018年入職。ファンドレイジング担当を経て、現在、フェアトレード生産団体との調整・商品開発、販売業務、国内のフェアトレード推進を担当。 

■講演メニュー例
フェアトレードの意義と生産現場、バングラデシュの刺しゅう体験やカレー作り、サリー着付け等のワークショップなど 

コミュニケーショングループ チーフ 
髙階悠輔(たかしな ゆうすけ)

学生時代は開発教育・市民教育を学びながらNGOのユースで活動。青少年団体での勤務を経て、2020年入職。ファンドレイジング担当を経て、現職。認定NPO法人開発教育協会(DEAR)理事。 准認定ファンドレイザー。

■講演メニュー例
国際協力は誰のため?、豊かさと開発、バングラデシュの児童労働と家事使用人、貿易とグローバル化、世界がもし100人の村だったら、食から学ぶ世界の文化、ソーシャル・アクションを考えよう、など参加型ワークショップ